はじめて物語

Vol.5「筆ペンで書く写経入門」(2015年4月号)

教則書

こんにちは。「生きがい就労支援スポット」のKです。
最近はパソコンに頼ってばかりで、筆(ペン)で字を書くなど何十年ぶりでしたが、並木コミュニティハウスで開催された「筆ペンで書く写経入門」に挑戦してまいりました。

参加者は11名、うち男性は1名。最初に参加者全員で般若心経(シンギョウ)を読経。
「マカ ハンニャ ハラミタシンギョウ カンジザイボサツ ギョウジン ハンニャハラミタジ、、、、」。全文読み終わるまで約10分でした。
魔訶=大きい。般若=知恵。波羅蜜多=完成。即ち、魔訶般若波羅蜜多とは、大きい知恵の完成、という意味になります。心とは中心の心で般若の心の経(教え)とされます。般若心経は大般般若経を集約したものですが、最終的に苦しみから救われるとされ、写経をすることで集中力向上、ストレス解消、認知症予防に繋がると、講師はおっしゃられています。文字の上手い下手の添削はあまりせず、心豊かなひと時、書き終わった後の達成感を実感してほしいとのことでした。

書き方として、なぞり書き(半紙に印刷された字をなぞって書く)、敷き写し(半紙の下にお手本を敷いて書く)、臨書(手本を見ながら書を書く。習字の最も普通の方法)があり、初心者は最初の2回はなぞり書きを必須としています。
私もなぞり書きを試しましたが、手が震えてしまい稚拙極まりない文字になってしまいました。
「上手い下手は気にしないで、続けてください」との優しい言葉に救われました。

般若心経を更に集約した薬師寺の元管主・故高田好胤のことば、「かたよりのこころ」、「こだわりのこころ」、「とらわれないこころ」をなくすために写経を薦めていらっしゃいます。

参加者の男性は「筆を持つのは小学校以来」とのことでしたが、お遍路で自らの書を納める旅行(納経)をすることを楽しみにされており、また女性の参加者は「集中して写経をしている間は何も考えないが、集中力が切れるといろいろと考え事をしてしまう。でも楽しいですよ。お友だちもできました」と写経を楽しんでいらっしゃいました。
1時間ほど経過したところで中休み、集中力の限界のようです。

講師は横浜市の「街の先生」として写経だけではなくカウンセリングでも活動され、著書「人が育つ話し方」は新日本文芸大賞2006「エッセー大賞」を受賞されております。

並木コミュニティハウスでは写経のほか「デジカメ編集講座」、「水彩画教室」、「みんなで歌うポピュラーソング」他いろいろな活動が行われています。

○興味のある方は下記にご連絡してみてはいかがでしょうか。
〒236-0005
横浜市金沢区並木2-8-1 (横浜なみきリハビリテーション病院内 1階)
TEL:045-781-7110   FAX:045-781-7140

皆さん集中して書いています。

半紙の下にお手本を敷いて、、

薬師寺の元管主・故高田好胤のことば。

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